
「キャッシュレス>現金」は地方でも通用するのか? 現金派を卒業して検証してみた【気になるアレ】
2023/07/28
ツイート3か月の育休から戻ってきました、橋太郎です。
ポイ活にまつわる素朴な疑問を解消していく本連載。地方移住もして環境がガラリと変わりましたが、地方在住や子育て中の身ならではの視点で調査を続けてまいります。
復帰1発目のテーマは、地方でのキャッシュレス事情について。
ポイントをためるならキャッシュレス。というものの、実際どれくらいおトクなものなのか。現金派はどれくらい損をしているのか。そして、地方でも通用するのか。
隠れ現金派だった私が、思い切って100%キャッシュレス生活を送って検証してみました。
検証する人

なんとなく現金派
検証開始の前に、私が現金派だったことについて触れておきます。
基本的に現金派ではありましたが、ガチャやゲームなど無料のものを中心に、ときにポイントサイト経由のネットショッピングもつかいながらPontaポイントはためていました。
もちろん、au PAYアプリはインストールしています。ただ、支払いは現金がメイン。その理由としては、現金のほうがお金の管理がしやすい=キャッシュレスにするとお金をつかい過ぎてしまいそう、というのが主なものでした。
ほかにも、慣れた現金生活から移行するのが面倒、今さらキャッシュレス化するのは悔しい気がする……など何かと理由をつけて本格的なキャッシュレス生活を先延ばしにしていました。

とはいえ、ポイ活についてアレコレ調べているとキャッシュレスのおトクさはある程度頭に入っているもので。これを機に重い腰を上げ、せっかくならキャッシュレス生活が現金生活に比べてどれくらいおトクなのか、地方でも通用するのかを検証しようと思い立ったわけです。
キャッシュレス生活デビュー
夢のキャッシュレス生活のために用意したのはこちらの2つ。
- au PAYアプリ
- au PAYカード

これからはau PAYコード決済をメインに、au PAYがつかえないお店ではau PAYカードで支払いをしていきます。
ちなみに、au PAYカードは今回はじめて発行したのですが、ウェブで手続きができるので申し込みは思ったよりずっと簡単。au IDの会員情報をつかえるので入力もラクでした。手続きでつまずいてしまうかも、と思っていましたが杞憂でした。
こんなに便利だったの……?
というわけで、5月にカードの申し込みをして、6月上旬から晴れてキャッシュレス生活がスタート。
約2か月のキャッシュレス生活を送ってみてまず実感したのは、とにかく便利だということです!
財布を取り出して、開いて、お釣りがいい具合になるように小銭を探して、トレーに置いて、お釣りを受け取って、小銭入れに入れて、財布をしまって……。
これまでは当然のこととして受け入れていた現金の支払いが、コード決済だと、スマホを取り出す→アプリを開く→バーコードを見せる、以上。頭ではわかっていましたが、これほどまでにストレスフリーだとは……。
しかも、つかえるお店が多い。地方ではつかえない場面が多いのでは?とも思っていましたが、以前調査した通りau PAYはほとんどのお店で利用できます。
手ぶらで保育園へ子どもを迎えに行き、駄々をこね始めても、いつも持っているスマホさえあればおやつでもジュースでも買ってあげられる。私自身もちょっと散歩に出たついでのつまみ食いが余裕でできちゃう。なんという幸せ。
「キャッシュレスにするとお金の管理が不安……」なんて心配もしていましたが、毎月チャージする金額を決めておけば安心。チャージ残高が表示されているのでいくらつかったかを把握できますし。

正直、この利便性の高さだけ見てもキャッシュレスメインの生活に切り替える価値はありますし、地方でもちゃんと活躍してくれるのは頼もしい限りです。
今まではたまらなかったポイント
つかい勝手の良さに興奮しすぎましたが、ポイ活面でのおトクさももちろんあります。
大きくは二つ。ひとつはau PAYコード支払いをすると、税込200円ごとに1Pontaポイントが還元されるということ。

普段はコンビニでちょっとした買い物が多いので、1回の買い物で3〜4ポイントくらいのものですが、現金での支払いだとゼロ。小さいようですがゼロとイチの違いは大きいです!
そして、もうひとつは、「たぬきの吉日」に参加できるということ。

現金派のころは、うらやましいと思いながらも自分には縁がないと見ないふりをしていたこのキャンペーン。特定の日に買い物するだけでポイントが当たるなんて、めちゃくちゃおトクじゃないですか!
これだけでなく、au PAYでの支払いが条件となるキャンペーンに参加できるようになったことはキャッシュレスならではのメリット。これまでどれほどのポイントを取りこぼしてきたのか……。いやいや、後悔しても仕方がないので、これからたまるポイントのことだけを考えることにしましょう!
ちなみに、au PAYカードは税込100円ごとに1Pontaポイント、au PAYアプリは税込200円ごとに1Pontaポイントの還元。還元率はau PAYカードのほうが高いですが、au PAYはたぬきの吉日をはじめキャンペーンが豊富。うまくつかいわけていくとよりおトクに買い物ができそうです。
地方でキャッシュレス生活を始めてみて
今回の検証結果をまとめると以下の通り。
- 支払い時の手間が激減
- スマホさえあれば買い物ができる
- 地方でもストレスなくつかえる
- 支払いで自動的にポイントがたまる
- 憧れのたぬきの吉日でポイントがたまる
- 参加できるキャンペーンが増える
- キャンペーンも地方から参加できる
やはり、
「地方でもキャッシュレスは強い!」です。
なんといってもその便利さ。支払い時の手間はポイントにはならないものの、キャッシュレスのスムーズさは感動的でした! 住んでいる場所にかかわらずそのポテンシャルを発揮してくれるは、地方住みからするとありがたい限りです。
もちろん、現金しかつかえない店舗もありますが、それは地方も首都圏も同じことで、キャッシュレス決済をメインにすることで損することはないはず。
そして、au PAYもしくはau PAYカードの支払いの還元ポイントと、キャンペーン分でトクをする=現金派はそれだけ損をしていた、ということが実体験を通して理解できたのは大きな収穫です。
まだ「なんとなく現金派」というみなさん、思い切ってキャッシュレス生活を始めてみませんか?
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※掲載内容は2023年7月28日時点のものです。内容は変更になる場合があります。
ライター:橋太郎