あなたはどっち? au PAY ゴールドカードを持つべき人・そうでない人

ポイ活に欠かせないクレジットカード。Pontaポイントがたまりやすいと噂のau PAY ゴールドカードですが、年会費という壁を前に悩んでいる人も多いのでは?

ここでは、au PAY ゴールドカードを持つべき人と持つべきではない人の特徴をご紹介します。「新しくカードを作ろうと思っている」「通常カードをランクアップすべきか悩んでいる」という方、必見です。

通常カードとゴールドカードの違い

まず、通常のau PAY カードとゴールドカードの違いを見ていきましょう。以下の表にまとめています。

表:<通常カード/ゴールドカードの違い>還元率:1%(税込100円ごとに1P)/1%(税込100円ごとに1P)★各種特典あり→au携帯電話の利用料金は最大11%還元・au PAY 残高チャージ+コード支払いで合計最大1.5%還元・auでんき、都市ガス for au利用額の最大3%還元 年会費:無料(※)/11,000円(税込) 海外旅行保険:最高2,000万円/最高1億円 国内旅行保険:なし/最高5,000万円 お買物保険:最高年間100万円(免責3,000円)/最高年間300万円(免責3,000円) au PAY マーケットの還元率:合計最大7%/合計最大9% 申し込み条件:満18歳以上(高校生除く)/満20歳以上(学生、無職、パート・アルバイト除く) その他特典:なし/国内+ハワイの空港ラウンジが無料・Relux宿泊プランが10%割引きなど

※au PAY カードに登録しているau IDに紐付くau携帯電話(スマホ・タブレット・ケータイ・Wi-Fiルーターなど)、auひかり、auひかり ちゅら、UQ mobile、povo1.0、povo2.0のご契約がない場合、かつ、1年間カード利用がない場合(*)、年会費1,375円(税込)がかかります。詳細はau PAY カードサイトにてご確認ください。
(*)各種手数料(ETC発行手数料、ご利用明細書送付費用、遅延損害金など)は利用に含みません。

大きな違いは、年会費と特典の有無。通常利用の還元率は同じ1%ですが、ゴールドカードにはauサービス利用者向けの還元特典が付帯されています。詳しく知りたい方は以下の記事も合わせて読んでみてください。

上記の違いを踏まえて、ゴールドカードに向いている人、そうでない人についてそれぞれ解説していきます。

ゴールドカードを持つべき人の特徴

auサービスをよくつかう

表にあった通り、ゴールドカードにはau携帯電話、au PAY、auでんき・都市ガス for au、au PAY マーケットの還元率がそれぞれ通常よりアップする特典があります。

画像:<イメージ画像>auスマホ+au PAY、auでんき、都市ガス for au、au PAY マーケット

スマホやキャッシュレス決済、公共料金といった生活に欠かせない出費が高還元となるのは、ポイ活的にかなりのアドバンテージ。該当サービスを利用していれば年会費の元は取れますし、むしろ実質ポイント数がプラスになります。詳しくはシミュレーターでご自身の利用額を入力してみてください。

※リンク先の中頃「あなたの年間加算ポイント」にて入力可能


家族でauスマホを利用している

ゴールドカードは、家族カードを1枚無料で発行できるのですが、ここで注目。なんと、家族カード会員のau携帯電話料金も、本会員に最大11%還元されるのです。

auスマホを持っている家族全員分の料金が対象であれば、ポイント効率は格段に上がります。たとえば、夫が本会員で妻が家族カードを作った場合、1年間でたまるポイント数は以下の通りです。

画像:<1年間でたまるポイント数の例>本会員の夫:6,248円(税込)/月(使い放題MAX5G with Amazonプライム)支払いでゴールドカード特典が562P/月  家族カード会員の妻:3,828円(税込)/月(ピタットプラン5G 1GB〜4GB)支払いでゴールドカード特典が338P/月 → 2人あわせて月に900P。1年で10,800P還元となる。

※参考:月々のお支払いイメージで比較 | スマートフォン・携帯電話 | au
その他お買い物での利用分も本会員に還元されるので、ためる馬力が2倍になるということ。家族でまとめてためたい人の必須アイテムが家族カードなのです。

ゴールドカードを持つべきでない人の特徴(一部例外も)

非auユーザー(※例外あり)

非auユーザーは最大のメリットである携帯料金の還元特典が受けられないので、年会費以上にポイントをもらうことは難しくなります。ショッピング利用のみを用途とすると、還元率は1%なので、年間110万円以上つかえば年会費の元が取れる計算です。が、通常カードでも還元率は変わらないため、結局年会費を支払った分が損になってしまいます。

また、UQ mobile・povo1.0・povo2.0契約者も携帯料金の還元特典は対象外。auから変更した方は注意が必要です。

ただし! UQ mobile・povo1.0・povo2.0ユーザーの場合、合計最大20,000ポイントがもらえる初回入会特典に関しては対象です。

特典の内容は以下の通り。

画像:<au・UQ mobile・povo1.0・povo2.0ユーザー向けの初回入会特典>新規入会&ご利用で合計最大20,000Pontaポイントプレゼント→内訳:au PAY 残高チャージとショッピングで5%還元:合計最大18,000Pontaポイント+公共料金またはETCご利用で2,000Pontaポイント

たとえば、特典対象の3カ月間で以下のように利用すれば、その時点で年会費分は回収したことになります。

画像:<入会から3カ月の利用と特典でもらえるポイント数の例>au PAY 残高チャージ5万円→特典の5%還元で2,500ポイント+ショッピング利用13万円→通常還元1%と特典の4%をあわせて5%還元となり、6,500ポイント+公共料金の支払いで2,000ポイント=合計11,000ポイント

au PAYはつかわずチャージだけでOKですし、大きめの買い物をするタイミングに合わせれば可能そうですよね。

これ以降は、還元特典対象であるau PAY、auでんき・都市ガス for au、au PAY マーケットをつかえばつかうだけおトクに。auサービスを利用するUQ mobile・povoユーザーは、ゴールドカードを選ぶべきだと言えます。

2年目以降のたまり具合は利用状況によって異なるので、こちらも上記のポイントシミュレーターを活用してみてください。

auユーザーで携帯料金が安い&auサービスの利用なし(※例外あり)

auユーザーであっても、スマホ以外のauサービスを一切つかっていない場合はゴールドカードの活用は少し難しくなります。

仮に携帯料金だけで試算すると、1カ月9,900円(税込)が年会費の元を取るボーダーラインです。

表:<月の携帯料金ごとのゴールドカード獲得ポイント>月の携帯料金が9,900円(税込)だと、ゴールドカード特典の獲得ポイントが999ポイントなので、年間獲得だと11,988ポイントとなる。ここが年会費の11,000円(税込)を超えておトクになるボーダーラインに。
年会費の11,000円(税込)を超えるライン。

さらに、年会費で支払った分を差し引くと、実質的におトクになるのは1カ月11,000円(税込)から。

表:<月の携帯料金ごとの通常カードとゴールドカードの差>月の携帯料金が11,000円(税込)だと、年間獲得ポイントが通常カードの場合は1,320ポイントで、ゴールドカードの場合は13,320ポイントから年会費11,000円(税込)分を差し引いて+2,320ポイントとなる。両者を比べるとゴールドカードのほうが1,000ポイント分おトク。ここがゴールドカードのほうがおトクになるボーダーラインに。

他の要因も影響するのであくまで目安ですが、月の携帯料金が11,000円(税込)に満たない場合、ゴールドカードの検討は慎重にしたほうが良さそうです。

ただし! 家族カード発行により2人以上の携帯料金が対象になれば、11,000円を超えることも十分にあり得ます。その場合はゴールドカードにしましょう。

いろんな人がトクするゴールドカード

最後にまとめです。ゴールドカードを持つべき人は……

  • auサービスをよくつかう

au携帯電話、au PAY、auでんき・都市ガス for au、au PAY マーケットは還元率アップ!

  • 家族でauスマホを利用している

家族カードの発行で、人数分のスマホ料金が最大11%還元!

  • UQ mobile・povo1.0・povo2.0契約者で、auサービスをつかっている

非auでも初回入会特典対象なのでおトク!

  • 家族カード会員を含めて、月の携帯料金が11,000円(税込)以上

他のauサービスをつかっていなくても、この料金を超えれば実質トクできる!

クレジットカードはポイ活で最も重要な武器。自分がどんな特徴に当てはまるのかを確認して、十分に検討しましょう。これを機に、新しくauサービスを始めるのもひとつの手です。

詳しいゴールドカードの情報は以下でチェックして、もっともおトクな道を選んでくださいね。

※掲載内容は2023年3月28日時点のものです。内容は変更になる場合があります。

ライター:立花すだち